棟方志功:【 備前生漉和紙に木版用の墨を使い、ばれんの手摺りで製作された版画:聞雨】第二次世界大戦直後に製作、真作保証本作は、柳 宗悦先生のお導きにより、棟方志功が初めて作成した版画集「棟方志功版画集」の第一柵です。作られたのは昭和22年、第二次世界大戦の最中、棟方志功が富山県に疎開していた時に作成されました。工芸印刷ではなく手摺りの版画を一冊に集めた作品群です。版画を縮小印刷したものではなく「原盤を半作に合わせて、再度手彫で刻られた版木」を使って「生漉紙に、木版用の墨、ばれんの手摺りで摺られた」本物の版画でございます。この版画集には梅原龍三郎や柳 宗悦も寄稿している棟方志功の傑作集です。【民藝運動の創始者 柳 宗悦によって見出された天才棟方志功】 1936(昭和11)年、棟方志功は国画会展で『大和し美し』が民芸運動の創始者、柳宗悦と浜田庄司の目にとまったことがきっかけで、世に出ることとなります。ふたりの出会いのきっかけとなった棟方の傑作≪大和し美し≫は、その年開館した日本民藝館によって買い上げられ、柳をはじめ、河井寛次郎、浜田庄司ら民藝の人々と交流を深めた棟方は、その後多くの傑作を創作し、それらは現在日本民藝館に収蔵されています。 それから11年の時を経て、昭和22年に柳 宗悦の導きにより、初めての版画集が世にでることとなったのであります。それが「棟方志功版画集」でございます。【作者】棟方志功【作品名】聞雨、愛染頌、金槐板畫鏡の内 【種別】「棟方志功版画集」昭和22年限定製作42柵の第16柵、手摺版画【サイズ】原作 縦二尺三寸、一尺七寸(作品の記載通り)。本作 14㎝×18㎝、額装30㎝×39㎝【保管箱】あり【額】外枠は燻金色の新品を選択し、マットを作品に合わせて作成しました。その際に作品とマットの繋ぎ枠に燻金色の枠を付けております。※撮影のためアクリル板をはずしてますが、アクリル板付きです。※出来るだけクリアな拡大写真でお伝えしておりますが、商品見識に相違がある場合が御座います。画像にて御判断の上ご参加下さいます様お願いします。※添付写真の画像は撮影の光度により現物と色合いの相違が生じる場合が有ります。 額装代で数万かかっておりますため、商品は原価で提示しております。
商品の情報
カテゴリー | おもちゃ・ホビー・グッズ > 美術品 > 版画 |
商品の状態 | 未使用に近い |